イギリス政府からナイトの称号を受勲しているF1チームオーナー、フランク・ウィリアムズのF1チームが今週末のイギリスGPで600戦を迎える。
現在のウィリアムズは勝利から遠のいた存在となってしまっているが、ワークスチームを相手に対等に渡り合ってきた古豪であることは変わりない。1977年に創立されてから297回も表彰台に登り、通算114勝を挙げ、16回のワールドチャンピオン(コンストラクターズを含む)を獲得してきた。
過去にウィリアムズでドライバーズチャンピオンになったのは、アラン・ジョーンズ、ケケ・ロズベルグ、ネルソン・ピケ、ナイジェル・マンセル、アラン・プロスト、デイモン・ヒル、ジャック・ビルニューブという面子。
次戦のイギリスGPではマシンに”600”の文字を飾って出走する。そのチームオーナーであるフランク・ウィリアムズは、「ウィリアムズのようなインディペンデントチームにとって、モータースポーツの頂点で600戦への到達は驚くべきことだと感じている。我々の設立以降、78のF1チームが現れては消え、もしくはオーナーを変更しているというのに……だ。この記念を地元のモータースポーツファンと共に祝えることは素晴らしいことだ」と感激を隠さない。