空飛ぶ自転車、飛行成功! 制作にはダッソーの3Dソフトウェア技術を活用

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Flying Bike(空飛ぶ自転車)
Flying Bike(空飛ぶ自転車) 全 3 枚 拡大写真

チェコのデザイナーが仏ダッソー・システムズの最新の3Dソフトウェア技術を活用して制作した「Flying Bike(空飛ぶ自転車)」が6月12日、チェコ・プラハで飛行に成功した。

今回のプロジェクトは、ダッソー・システムのパートナーであるTechnodat社のAles Kobylik氏をリーダーとして、Technodat社、Duratec社、Evektor社の3社によるもの。1年半前にダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームを活用し、開発をスタート。参加者は場所の制約を受けることなく、さまざまな場所からプロジェクトに加わり、仮想空間上で自転車の設計、製造、シミュレーションを行った。

試行錯誤を繰り返した結果、6つの回転翼を持つ「マルチコプター」の原理が採用され、12か月前にバーチャル上でプロトタイプを公開。そして6月12日に、ヒト型の模型を乗せた約5分間の飛行に成功した。

同プロジェクトでは、3Dエクスペリエンス・プラットフォームのプロバイダーであるTechnodat社が、プロジェクトの管理、運営(予算、スケジュールを含む)を行い、自転車メーカーのDuratec社がフレーム、翼の保護カバーや標準的な自転車のコンポーネントを提供。技術会社のEvektor社は、コンセプトの設計、各機能の組み立て、構成、バッテリー、回転翼の選定を行った。

《纐纈敏也@DAYS》

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