東芝、長春軌道客車から電気品受注…リオデジャネイロ近郊線電車用

鉄道 企業動向

東芝はこのほど、中国北車グループの長春軌道客車と中国機械進出口の2社で構成されるコンソーシアムから、ブラジル・リオデジャネイロ州交通局が運営するリオデジャネイロ州近郊線向け電車(60編成240両分)の電気品を受注した。受注金額は約60億円。

ブラジルでは2014年のサッカーワールドカップや2016年夏季オリンピックの開催を控え、サンパウロやリオデジャネイロなどの大都市を中心に鉄道新線の建設が多数計画されている。

東芝が受注したのは、VVVFインバーターやけん引モーターなどの車両けん引用主回路システム、車内照明や車載空調用の補助電源システム、車両情報システムなど。9月から2014年12月まで、長春軌道客車に順次納入する。

同社はこれまでにもリオデジャネイロ州近郊線電車向けに50編成200両分の電気品を納入しており、今回の受注は「これらの実績を通じた当社製品の信頼性などが高く評価されたもの」としている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る