フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンは6月19日、南米アルゼンチンの新車販売が好調に推移していると発表した。
同社によると、2013年1‐5月、PSAプジョーシトロエンはアルゼンチンで6万2240台を販売。前年同期比は28.6%増と大きく伸びた。市場シェアは15.2%を確保している。
ブランド別では、プジョーが前年同期比24.7%増、シトロエンが38.7%増。市場シェアはプジョーが10.6%、シトロエンが4.6%とした。
中でも、シトロエンは5月、前年同月比80%の大幅増を記録。これは、新型『C3』と商用車の『ベルランゴ』による部分が大きい。
PSAプジョーシトロエンは現在、アルゼンチン市場で第2位のシェア。今後、南米市場へ積極的に新型車を投入し、2015年までに欧州以外での販売の割合を、50%に引き上げる計画。