シンガポール、第4世代携帯電話の周波数帯、3社が取得

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情報通信開発庁(IDA)は通信事業者3社に、第4世代(4G)携帯電話向け周波数帯を授与することを決定した。入札に対し、用意した周波数帯以上の応募はなく、最低落札価格(合計3億6,000万Sドル、約281億円)で授与する。

IDAは270メガヘルツ分の周波数を15個に分け入札にかけた。シングテルが100メガヘルツ分を1億3,600万Sドル(約106億円)で、スターハブが90メガヘルツ分を1億2,000万Sドル(約93億円)で、モバイルワン(M1)が80メガヘルツ分を1億400万Sドル(約81億円)で取得した。

3社はそれぞれ4Gサービスを提供しているが、電波が届くところは国土の80~95%。100%にするには追加の周波数帯が必要で、このためIDAは2015年7月と17年4月に、利用権利が失効する第2世代(2G)用周波数帯を入札にかけた。

2015年は2.5ギガヘルツ帯の周波数、2017年は1800メガヘルツ帯の周波数が4G用に利用される。

入札の条件として各社は16年6月末までに、地上のすべての場所での利用を可能しなければならない。MRT(地下鉄・高架鉄道)地下駅および地下トンネル内での利用が可能になるのは2018年6月末の予定。

第4世代携帯電話の周波数帯、3社が取得[ニュース|AsiaX News]

《編集部》

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