ホンダ、今夜GMと燃料電池車の提携発表

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ホンダの燃料電池車 FCXクラリティ(参考画像)
ホンダの燃料電池車 FCXクラリティ(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

ホンダは7月2日、同社の岩村哲夫副社長がGM(ゼネラルモーターズ)のスティーブン・ガースキー副会長と米ニューヨークで現地時間の3日午前9時(日本時間2日午後10時)に記者会見すると明らかにした。

会見での発表内容は明らかにしていないが、関係者によると燃料電池車(FCV)での技術提携の合意となる。燃料電池スタックや水素タンク、制御システムなどの中核技術を共同開発し、コスト低減と開発のスピードアップを狙うものと見られる。

ホンダは2015年に現在のリース販売モデル『FCXクラリティ』をベースにした新開発FCVの市販に踏み切る計画であり、FCV技術ではトヨタ自動車とともに先端を走っている。FCVをめぐっては今年になってトヨタと独BMW、日産自動車と独ダイムラーおよび米フォードモーターがそれぞれ提携している。これまで独自路線で来たホンダの動向が注目されていた。

ホンダとGMは2000年7月にエンジンなどの相互供給で提携したことがあり、03年からホンダがV6ガソリンエンジンと自動変速機を年間9万台ずつGMに供給。ホンダは当時GMグループだったいすゞ自動車から欧州向け乗用車に搭載するディーゼルエンジンを調達していた。現在、この提携は終了している。

《池原照雄》

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