6月の日産米国新車販売、12.9%増…10万台超えの新記録

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新型日産アルティマ
新型日産アルティマ 全 7 枚 拡大写真

日産自動車の米国法人、北米日産は7月2日、6月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は6月の新記録となる10万4124台。前年同月比は12.9%増で、4か月連続で前年実績を上回った。

日産ブランドは、6月としては過去最高の9万5010台で、前年同月比は16.1%増と4か月連続で増加。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が6月の販売記録を更新する2万6904台を販売。前年同月比は23.3%増と、3か月連続で前年実績を上回る。『セントラ』も1万0199台で、前年同月比は10.7%増と、3か月連続で増加。一方、『ヴァーサ』は0.5%減の8705台と、3か月連続のマイナス。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』が6月の新記録となる1万5518台を販売。前年同月比は41.1%増と、3か月連続で増加。新型に切り替わったSUVの『パスファインダー』も、6月の新記録となる8360台で、前年同月比は208.9%増と高い伸びが持続する。

インフィニティブランドは、前年同月比12.7%減の9114台と、2か月連続のマイナス。主力の『Gセダン』(日本名:日産『スカイライン』)は、前年同月比6.7%減の3659台と、2か月連続で減少。2012年4月に発売した新型クロスオーバーの『JX』も、前年同月比3.3%減の2348台と、マイナスに転じた。

日産の2013年1-6月米国新車販売は、前年同期比8.1%増の62万4709台。日産ブランドのフレッド・ディアス副社長は、「アルティマ、パスファインダー、セントラなど新型車が好調。新型『ノート』も投入し、競争激しいサブコンパクトカー市場をリードする」とコメントしている。

《森脇稔》

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