日野、トラック・バスの安全技術をメディアに公開

自動車 テクノロジー 安全
日野自動車 技術研究所 秋山興平グループ長
日野自動車 技術研究所 秋山興平グループ長 全 3 枚 拡大写真

日野自動車は7月5日、羽村工場(東京都羽村市)内の「お客様テクニカルセンター」で、メディア関係者向けの安全技術説明会を開いた。トラックやバスでも着実に実用化を進めている同社の取り組みを披露した。

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同テクニカルセンターは、運送事業者など顧客向けに安全や省燃費の運転などを理解・習得してもらうために2005年に開設した施設で、38台のデモ用車両や体験用の走行コースなどを備える。

同日の説明会では日野が世界に先駆けて実用化した大型トラック・バス用の「PCS」(プリクラッシュ・セーフティシステム)、また普及が進みつつある「VSC」(横滑り防止装置)などの走行実演やメディア関係者による体験乗車などを行った。

技術説明を行った同社の技術研究所車両研究室の秋山興平グループ長は、「車体が大きくて運転席からの視界が狭く、かつ質量も大きい商用車は、乗用車に比べれば安全技術の導入が難しい点もある。だが、商用車による事故の特性などを分析しながら、着実に普及させていきたい」と話した。

《池原照雄》

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