ボッシュは、汎用スキャンツールのデモンストレーションをブースのメインに据えている。
「自動車がどんどん電子化する中で国交省が汎用スキャンツール普及検討員会を立ち上げ、導入を促しているが、汎用スキャンツールそのものへの認知度が低いのが現状」とボッシュのPR担当者は話す。
その上で「このためボッシュとしては、まったくビギナーの方、基本機能を備えた標準モデルをすでに導入されている方、さらにハイブリッド車や電気自動車など高度な知識を要求される修理へとステップアップを希望される方向け、それぞれに応じたデモンストレーションすることによって、その垣根を低くしようというもの」と今回の展示内容の背景を語った。
汎用スキャンツールは乗用車向けの仕様はすでにまとまっているが、商用車向け仕様は現在、とりまとめ作業を行っている状況。ボッシュではすでに欧州で使われている欧州メーカー製商用車対応の汎用スキャンツールを、今回初めて参考出品している。