【オートサービスショー13】ボッシュ、EDRデータ読み出し解析ツール参考出品

自動車 ビジネス 企業動向
ボッシュ CDR
ボッシュ CDR 全 4 枚 拡大写真
ボッシュは、エアバッグが作動する事故があった時にその前後の車両情報を記録する装置(EDR)からデータを読み出し解析するクラッシュ・データ・レトリーバル(CDR)を参考出品している。

EDRは客観的、公平に事故原因を分析するために、衝突事故の前後の車の挙動やドライバーの操作を記録するもの。米国では当局がEDRの統一規格を定め、新車への装着を促している。

ボッシュのCDRは米国で販売されている日米欧12の自動車メーカーのEDRに対応しており、マーケティング部の里廉太郎氏によると「警察の事故解析担当者、保険調査員、自動車メーカーなどで使われている」という。

日本ではEDRのデータを使った事故分析が一般的に行われていないため、CDRの活躍の場は現時点ではないものの、「アメリカの次に、ヨーロッパやオーストラリア、中国でもEDR導入の準備が進められており、いずれ日本での普及が予想されることから、今回のショーでCDRを参考出品した」と里氏は述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  2. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. 「かっこよすぎて悶える」ホンダ『プレリュード』レーシングカー公開!SNSでは「来年が楽しみ」と活躍に期待
  5. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る