【オートサービスショー13】MSジャパン、超高張力鋼板対応スポット溶接機を出品

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MSジャパン(オートサービスショー13)
MSジャパン(オートサービスショー13) 全 7 枚 拡大写真

イタリアの高性能機器を輸入販売するMSジャパンサービスは、第33回オートサービスショー2013に、30アンペアの電気容量で、1万2000アンペア溶接を可能にした溶接機などを出品した。

近年、超高張力鋼板を多用したボディのクルマが増えている。こうした超高張力鋼板は、板金補修時のスポット溶接では高出力の溶接機を使用することが求められている。しかしながら、高出力の溶接機は要求する電気容量も高くなってしまうことから、小規模な工場では導入が難しくなっているのが現状。

MSジャパンがオートサービスショーに出品した「スーパープント」は、30アンペアの電気容量で1万2000アンペアのスポット溶接を可能(C型ガン使用時)にしたモデルで、小規模な工場でも導入が可能となっている。

また「スーパープント」は、C型ガンのほかにX型ガンと片面スポットガンも備えた3ガン仕様なので、作業中にガンを交換する必要がなく、スムーズに作業を進めることができるのも特徴。スタッド溶植も行える。

そのほかにも各種の板金作業用品などを数多く展示。実際に溶接や研磨などの作業を行うことで、来場者の注目を集めていた。また、タイヤを組んだホイールを丸ごと洗浄する自動洗浄機も展示され、その珍しさに足を止める人も多かった。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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