【NASCAR】ルーフ・スペーサーへの罰則適用を否定

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ルーフ・フラップ・スペーサー
ルーフ・フラップ・スペーサー 全 3 枚 拡大写真

NASCARは、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイでのレースにおいて、不適正なルーフ・フラップ・スペーサーを使用した31のナショナルシリーズのチームに対して、罰則を適用しないことを発表した。

スペーサーは車の天井のフラップのヒンジ・バーを支えるもので、スピンが起こった時に車を地面に保留する安全メカニズムとしてデザインされている。

この決定により、スペーサーを使用した16のスプリントカップシリーズのチームと、15のネーションワイドシリーズのチームは罰則から免れた。

「我々は可能な限り全ての角度からこれを観測し、何も罰則を適応しないことを決定した。我々の検定とその後の再審査により、ルーフ・フラップの機能と安全要素はトラック上の競技に影響するものではないと判断した」とNASCAR競技の副社長であるロビン・ペンバートン氏は語った。

スプリントカップのチームでこれに関連したドライバーは、グレッグ・ビッフル、カール・エドワーズ、リッキー・ステンハウス・Jr、トレバー・ベイン、アリク・アルミロラ、マルコス・アンブロス、ブラッド・ケセロウスキー、ジョエイ・ロガーノ、マット・ケンゼス、カイル・ブッシュ、ダニー・ハムリン、マイケル・ウォルトリップ、クリント・ボウヤー、マーティン・トゥルエクス・Jr、ジェイミー・マクマーレイ、ケーシー・メアーズである。

一方、ネーションワイドシリーズのチームでこれに関連したドライバーは、ブッシュ、ケンゼス、ベイン、ブライアン・ビッカーズ、トラビス・パストラーナ、マイケル・アネット、コール・ウィット、ジェフリー・アーンハート、ランドン・カシル、ブレーク・コチ、マイク・ブリス、リード・ソレンソン、ロバート・リチャードソン・Jr、ジェイソン・ホワイト、デクスター・ステーシーである。

技術的に「ヒンジド・エア・デフレクターズ」として知られるルーフ・フラップは、ロウシュ産業の一部門によって、キットがそれぞれのチームに供給された。スプリントカップのルールブックのセクション20-3.8-Jに「NASCARによって認証され、NASCARの認定したソースのみを通して獲得されなければならない」とあり、さらに「ヒンジド・エア・ディフレクター・キットと共に供給される説明書に沿ってインストールされなければならない」とある。この小さな円柱状のスペーサーは、はね蓋の下、空洞の中にある。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  3. 「発売はいつ?」ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』、国内導入を待ち望む声続々
  4. 「最初からこれが欲しかった」レクサスの特別な『LBX MORIZO RR』限定発売に、SNSで反響
  5. 【スズキ ジクサー250 試乗】250ccでダントツにリーズナブル! この手軽さと奥深さはスズキ随一の仕上がりだ…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る