【INDYCAR 第12戦・13戦】トロントのバーチャル・ラップ

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
トロント市街地コースのバーチャル・ラップ(動画キャプチャ)
トロント市街地コースのバーチャル・ラップ(動画キャプチャ) 全 6 枚 拡大写真

インディカーは7月10日、今週末に行われるダブルヘッダー・レース、ホンダ・インディ・トロントの市街地コース、トロント・エキシビジョン・プレース・サーキットのバーチャル・ラップの映像を公開した。

トロントのコースは1.77マイルの市街地コースで、11のターンのいずれにもバンキングは一切無い。今日ある多くの市街地サーキットと同じく、トラックは速く、バンピーで狭いコースだ。

車はストレートで高いスピードに達するので、トップスピードは重要な要素である。スタートとフィニッシュラインのあるストレートで、ドライバーは150マイル/時のスピードに達し、第1ターンがパッシングポイント。ブレーキングをより深くすることで、競争相手の内側から追い抜くことができる。

第2ターンをへて長いストレートへ入る。車はサーキットの最高速度である180マイル/時のスピードに達する。第3ターンへの入り口も、パスがよく見られるポイント。第3ターンもタイトターンで、ドライバーは相手をアウトブレーキして先行し、内側から追い抜くことが可能。しかしもしこのタイトなターンの扱いをミスすると、バリアに衝突してしまう。

第4ターンは単純な左カーブで、すぐに第5ターンへと続く。第5ターンは90度の市街地コーナーだが、脱出速度を速くしすぎると出口で外側に押し出されてしまう。それから次は右カーブの第6ターンで、ここで車のコントロールを失うとバリアに衝突する。車はスピードの勢いを保って、120マイル/時以上のスピードで第7ターンにアプローチする。

第7ターンでドライバーは右カーブを確実にこなし、第8ターンにクルーズしなければならない。第8ターンはまた別のパッシングの機会を提供し、ドライバーは相手をアウトブレーキして内側からパッシングを行う。第9・第10ターンを一気に通り越し、スムーズなコーナリングで第9コーナーをクリアできれば第10ターンは勢いを一切失うこと無く通過できるだろう。

そして車は緩やかな左カーブである第11ターンを通過し、スタートとフィニッシュラインのあるストレートに戻る。トロント市街地コースは、良いスピードとハンドリング、ドライバビリティ全てが重要な要素だ。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る