JR貨物、モーダルシフトの進展で荷動きは順調…6月の輸送動向

鉄道 企業動向

JR貨物はこのほど、6月の輸送動向を発表した。人身事故などによる輸送障害の影響を受け、高速貨物列車10本が運休した。荷動きでは国内販売の落ち込みがあったものの、一部荷主のモーダルシフトの進展によって、月全体では前年を上回った。

コンテナ貨物は自動車部品、家電・情報機器などが前年を下回ったが、積合せ貨物や紙・パルプなどが好調で、全体では前年同月に比べ1.4%増の167万6000tとなった。

自動車部品は国内需要の減少により10.4%減少の7万6000tに落ち込んだ。積合せ貨物は一部荷主の専用列車の運行開始などにより増送となった。紙・パルプは、震災により被災した生産拠点が復旧したことから増送となった。

車扱貨物は、石油が需要の減少により前年を下回ったが、一部荷主が前年に工場の定期修理をしていたことなどから、その反動もあって増送となり、全体では2.1%増加の61万4000tとなった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  2. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  3. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  4. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  5. BMW「ノイエクラッセ」最初のモデル、『iX3』新型は10月末から量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る