【INDYCAR 第12戦】ブルデー、2位は「まるで勝ったような気分」…だがカップは粉々

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落下し、破損する寸前のカップ
落下し、破損する寸前のカップ 全 6 枚 拡大写真

ホンダ・インディ・トロントのダブルヘッダーの1日目のレースで、ドラゴン・レーシングのセバスチャン・ブルデーは、後方から迫るダリオ・フランキッティを抑え切って2位表彰台に立った。

ブルデーは2011年にインディカーレースに再合流してから最高位でのフィニッシュという結果を残し、さらにこの1.7マイルを85ラップするレースで、ドラゴン・レーシングの最高となる2位の成績を記録して、勝利に等しい気分を満喫している。

「僕達は1日中ハードに戦って、リードを取った。少し驚いたが、クルーのために凄くハッピーだ。遂に表彰台に上れて、これ以上幸福になれないよ」とこのレースで20ラップをリードして、今季のリードラップ数を33に増やしたブルデーは語った。

ブルデーは2004年の勝利を含む、彼にとって5度目となるトップ5フィニッシュをトロントで獲得した。

「トロントは過去2シーズンで、僕達の巻き返しとなるレースだった。僕達にはそれが必要だった。望むことなら、僕達は残りのシーズンにこの勢いを維持して大きなスコアを挙げ、こんな感じでシーズンを終了したい」と彼は付け加えた。

このレースで今シーズン初めてのフロントロー・スタートを獲得したブルデーは、明日の2日目のレースで7番手からのスタートを切る。1日目のレースのスタンディング・スタートは中止となった。なぜならNo.67のサラ・フィッシャー・ハートマン・レーシングのジョセフ・ニューガーデンが、スタンディング・エリアでストールしてしまったからである。その為このレースでは規定に従い、ローリングスタートが採用されることとなったが、スタンディング・スタートは、明日の2日目のレースで実施されることとなる。

ちなみにこの日の表彰式で、ブルデーは受賞したカップを落として割ってしまうというアクシデントが起こったが、彼の勝利の気分を壊すものにはならなかったようだ。

《河村兵衛》

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