【INDYCAR】ブリスコーは骨折でトロント2日目のレース辞退、フランキッティ3位を取り戻す

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ライアン・ブリスコー
ライアン・ブリスコー 全 6 枚 拡大写真

インディカーは7月13日、この日トロントの市街地コースで行われた、ダブルヘッダーの1日目のレース後に起こった幾つかの問題に関する発表を行った。

パンサー・レーシングのライアン・ブリスコーは、このレース中に負った右とう骨遠位端の骨折により、14日に行われる2日目のレースを欠場することとなった。

手術が必要とされるが、重傷ではなく回復にはそれほど時間はかからないという。パンサー・レーシングは明日の午前10時50分のウォームアップまでに、代わりのドライバーを起用するか、レースから退くかを発表する予定だ。

ブリスコーのNo.4ナショナル・ガードの車は、第65ラップの第5ターンでNo.19とNo.83のジャスティン・ウィルソンとチャーリー・キンボールが接触を起こした余波による事故に巻き込まれた。

「非常に残念な事故だった。しかし、我々はNASCARのテリー・トラメル医師と話をして、この負傷の回復はとても早いと勇気付けられた。我々はライアンのとても早い回復を祈り、彼がナショナル・ガードに極力早く戻ることを楽しみにしている」とパンサー・レーシングの共同経営者、ジョン・バーンズ氏は語った。

そしてこのレースで、3位でフィニッシュしたダリオ・フランキッティは、表彰式の間にNASCARの役員よりウィル・パワーをブロックしたとして25秒のペナルティーが科せられることを通知されたが、その後彼自身と彼の所属するチップ・ガナッシ・レーシングが、NASCARの裁定委員にフランキッティのブレーキングやハンドリングなどテレメトリーのデータやビデオを提供して無実を訴え、彼の3位入賞が改めて認められることとなった。

また、このレースにはスタンディング・スタートが使用される予定であったが、ジョセフ・ニューガーデンの車がスターティング・グリッドでストールしてしまい、当初の規定によりローリング・スタートでレースが開始されることとなった。しかし明日の2日目のレースでは、再びスタンディング・スタートの実施が予定されている。

《河村兵衛》

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