スバル 富士重工業、7月15日で創立60周年

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スバル360 ヤングSS
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富士重工業は、7月15日、創立から60周年を迎えた。富士重工は、1917年に創設され、第二次大戦時には『隼』や『疾風』などの名戦闘機を生んだ中島飛行機研究所(後に中島飛行機)を源流とする。

《画像 富士重工の60年をスバル車で振り返る》

中島飛行機は終戦直後に富士産業と改称したが、1950年に業種別・工場ごとの12社に企業解体される。そのうちの富士自動車工業や富士工業など5社が再び結集し、1953年7月15日に富士重工業が設立された。

設立から5年後の1958年には、国産初のジェット練習機『T1』の初飛行に成功、自動車事業では軽乗用車の『スバル360』を発売。スバル360は、モノコックボディを持つRR(リアエンジン/リアドライブ)方式を採用、全長3mという超コンパクトなサイズながら優れた居住性と走行性能、さらには優れた価格競争力をもち、当時の“国民車”の代表的存在となった。

その後、初めてFF(フロントエンジン/フロントドライブ)方式を採用したセダン/ライトバンの『スバル1000』(1966-)を始めとして、『R-2』『レックス』『ヴィヴィオ』などで軽自動車事業を強化する一方、セダン系では水平対向エンジンと組み合わせた国産初の量産AWD『レオーネ』、さらにはステーションワゴンブームを牽引した『レガシィ』、高級クーペの『アルシオーネ』『アルシオーネSVX』といったモデルを放った。

モータスポーツの分野では、『レガシィ』『インプレッサ』で世界ラリー選手権(WRC)に参戦、水平対向エンジンとAWD技術を武器にマニュファクチャラーズ部門(1995-1997)、ドライバーズ部門(1995・2001・2003)でそれぞれ3度のタイトルを獲得した。

また、量産車の分野では、ステレオカメラを活用した先進運転支援システム「EyeSight」を低価格で標準化したほか、衝突安全ボディなどの安全技術にも優れた業績を残している。

同社の源流である航空宇宙事業においても、近年では国際共同開発への参画や無人機システムなどの技術で存在感を発揮している。

60周年の節目に当たる2013年3月期の同社通期連結決算は、売上高が1兆9130億円、営業利益が1204億円といずれも過去最高を記録。好調な北米事業を背景に72万4000台を販売した。

2014年3月期は、北米など海外市場での増加を見込み、世界販売台数を75万2000台と計画。スバル車の海外および全世界の販売台数、売上高、営業利益、経常利益が前期に引き続き通期業績として過去最高となる見通しで、60年目にして大きく飛躍を遂げている。

《北島友和》

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