【全日本MX 第6戦】ホンダ、成田亮が総合3位

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IA1 成田亮選手
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全日本モトクロス第6戦が7月14日、藤沢スポーツランド(岩手県)で開催。IA1(450/250)でホンダは、成田亮が決勝ヒート1および両ヒート総合成績で3位を獲得した。

ヒート1、TEAM HRC勢はスタートでやや出遅れ、小方誠が6番手、成田亮が9番手でオープニングラップをクリアした。2周目、小方は田中教世(ヤマハ)を抜いて5番手に浮上。また成田は、この周に7番手へと順位を上げると、次周には星野優位(SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS)を抜いて6番手にポジションアップした。

すると成田は、そのまま前を走る小方に接近。そして、レースが中盤に入ったところでパッシングに成功したが、その際に接触があり、小方が転倒して9番手に順位を落とした。成田は、さらに増田一将(KAZU Racing)を抜いて4番手に浮上した。

レース終盤、成田はペースを上げて、3番手を走る平田優(ヤマハ)との距離を縮めると、ラスト3周でこのレースの最速ラップタイムを叩き出し、平田に肉迫。最終ラップでパッシングに成功し、小島庸平(スズキ)、熱田孝高(スズキ)に次ぐ3位でフィニッシュした。また小方は、星野に次ぐ6位入賞を果たした。

ヒート2、TEAM HRC勢は、ヒート1での課題を克服して好スタートを決め、成田が平田に次ぐ2番手、小方は小島に次ぐ4番手でオープニングラップをクリア。前戦で手首を骨折した影響が残る成田だが、それを感じさせない走りをみせる。そして、トップ浮上を果たすべく平田の攻略を開始するが、2周目での転倒により、5番手に後退した。

成田の転倒により3番手に浮上した小方は、2番手を走る小島、さらにそのすぐ前を走行していた平田に接近。後方からは三原拓也(カワサキ)が迫り、トップ集団は4台となった。ところがレース中盤に差しかかるころ、小方は転倒により大きく後退した。

3番手の三原と15秒以上の差がついてしまった小方だが、そこから追い上げを開始。徐々にその差を削り取っていった。一方の成田は、6番手をキープしながらレースを続けていく。そして、30分+1周のレースが終了。小島が優勝し、小方は三原の背後に迫るも4位でゴール。成田は6位に入賞した。

■IA1 ヒート1
1位:小島庸平(スズキ)
2位:熱田孝高(スズキ)
3位:成田亮(ホンダ)
4位:平田優(ヤマハ)
5位:星野優位(ホンダ)
6位:小方誠(ホンダ)

■IA1 ヒート2
1位:小島庸平(スズキ)
2位:平田優(ヤマハ)
3位:三原拓也(カワサキ)
4位:小方誠(ホンダ)
5位:田中教世(ヤマハ)
6位:成田亮(ホンダ)

■IA1 ポイントスタンディング
1位:小島庸平(スズキ)249P
2位:小方誠(ホンダ)230P
3位:平田優(ヤマハ)226P
4位:熱田孝高(スズキ)218P
5位:成田亮(ホンダ)209P
6位:田中教世(ヤマハ)187P

《纐纈敏也@DAYS》

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