マレーシアの上半期広告支出、18.9%の大幅増=ニールセン

エマージング・マーケット 東南アジア

ニールセン・メディア・リサーチによると、マレーシアのメディア広告支出(adex)が今年上半期で60.4億リンギとなり、前年同期の50.8億リンギから18.9%の大幅増加となった。

媒体別ではテレビ広告が35.5億リンギと最も多く、前年同期の25.8億リンギから37.6%の増加となった。広告支出全体に占める比率は58.7%となり、前年同期の50.8%から拡大した。無料放送が前年同期の13.6億リンギから14.6億リンギに、有料テレビが同12.1億リンギから20.8億リンギにそれぞれ拡大した。

新聞は20.7億リンギで、前年同期からやや減少した。広告支出全体の34.3%を占めた。屋外広告は6,364万リンギ、店内広告は6,770万リンギとなり、それぞれ1.1%、5.3%減少した。映画館の広告は1,698万リンギで、22.6%の増加となった。

伊藤 祐介

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