ホンダ福尾常務、GMとは全てのFCV技術をオープンにし合う

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ 福尾幸一常務執行役員
ホンダ 福尾幸一常務執行役員 全 3 枚 拡大写真

ホンダの福尾幸一常務執行役員は7月16日、米GM(ゼネラル・モーターズ)との燃料電池車(FCV)に関する提携について「お互いがもっている技術を全てオープンにし、共有するスキームで開発に着手する」と語った。

福尾常務はホンダのFCV開発の責任者であり、同日、東京の本社で記者団の取材に応じた。今後の開発の進め方については、両社の共同開発車投入のメドとなる2020年ごろを見据え「FCスタックの出力や大きさなど、両社のエンジニアがさまざまなターゲットを定る。そのうえで個々の開発テーマについて両社が分担することになる」と説明した。

双方のエンジニアが自由に議論し、開発のスピードアップにつなげる狙いから、全ての技術を開示し合う体制にしたという。一方、第3の企業が共同開発への参画を希望する際は、「具体的にはGMとは議論していないが、あえて(参画を)排除することにはならないだろう」との見解を示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る