日本郵船、三菱商事などとブラジル沖で石油・ガス生産貯蔵積出設備用船2隻を受注

船舶 企業動向

日本郵船は7月17日、合弁会社を通じてブラジル国営石油会社のペトロブラスを開発オペレーターとするブラジル沖BM-S-11コンソーシアムとの間で2隻のFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)用船と操業を請け負うオペレーション・サービスの契約を締結した。

契約期間は20年間。今回の受注は6月6日に原油生産を開始したFPSO Cidade de Paratyに続く日本郵船にとって2隻目、3隻目のFPSO事業となる。日本郵船では、1隻目と同様、高い技術を持つ人員を派遣して操業に参画するとている。

今回受注したスキームは、日本郵船が三菱商事と共同で設立した合弁会社を通じて、SBMオフショア(オランダ)、ケイロスガルバウンオレオエガス(ブラジル)と共同でFPSOを保有・操業する合弁会社を設立した。この合弁会社がペトロブラス、BG E&P ドゥ・ブラジル、ペトロガス・ブラジルで構成する「BM-S-11コンソーシアム」とFPSO用船契約を締結した。

FPSO2隻は、大型原油タンカーを改造して建造する。それぞれブラジル沖合超大水深プレソルト層にあるルラアルト油田とルラセントラル油田の開発に投入される。

FPSO1隻当たりの原油生産能力は日産15万バレル、ガス生産能力が日産600万立方メートル、原油貯蔵能力が160万バレル。

中国・広州で船体改造後、ブラジル国内造船所で船上プラント機器の搭載工事を終え、2015年後半から2016年第1四半期にかけて順次原油生産を開始する予定。

日本郵船は今後も、拡大が見込まれる海洋資源開発事業に関する案件に、これまで培ってきた特殊技術を活用し取り組みを進めていく構え。

《レスポンス編集部》

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