マレーシアのインド系商店、全国規模で抗議の営業休止

エマージング・マーケット 東南アジア

インド系マレーシア人の商店主らが7月16日、外国人が違法に営業を行っているため打撃を受けているとして全国規模の抗議活動を行い、多くの店舗が終日営業を休止した。

抗議に参加した店舗は全国で1000軒以上に上った。

マレーシア・インド繊維及び雑貨店協会(MITA)によると、過去5年間、国内取引協同組合消費者行政省や首相府省などに問題解決のために支援を求めたが、協力を得られなかったため抗議活動に踏み切った。

クアラルンプールのリトルインディアやセランゴール州クラン、ペラ州イポー、ケダ州スンガイ・ペタニ、マラッカ州マラッカ、ジョホール州ジョホールバルなどの繊維や衣料、宝石、生花、飲食店などの店舗が抗議に参加した。

外国人が違法営業を行っていることで、損失額の累計は2000万リンギに上っており、倒産に追い込まれている。特にショッピング・イベントにおいて、外国人が安価で商品を販売しているため影響が出ている。昨年のディパバリ(ヒンドゥー教光の祭典)期間中にクアラルンプールで開催されたイベントでは、地元業者の売り上げは70%減少した

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  6. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  7. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  8. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  9. マット塗装の『クラウンエステート』にSNSでも熱視線!「カタログカラーにしてみたら?」の声も
  10. MVアグスタ、創立80周年記念バイク『スーパーヴェローチェ 1000 Ago』、アルカンターラがシートをデザイン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る