NASA、月科学研究の功績を称える賞をハルトマン博士に授与…オリエンタレ・ベイスンの発見など

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ハルトマン博士
ハルトマン博士 全 4 枚 拡大写真

米航空宇宙局(NASA)月科学研究所は16日、エイムズ研究センター(カリフォルニア州)で開催されたバーチャルフォーラムにて、今年度のシューメーカー・アワード受賞者にウィリアム・K・ハルトマン博士を選出した。

ハルトマン博士は月面クレーター研究の第一人者。シューメーカー・アワードは、隕石孔の調査や彗星の発見、アポロ計画への参加で知られるシューメーカー博士の業績を称えて、月科学分野で顕著な功績を残してきた科学者に贈られる賞。

賞選考を行った月科学研究所のペンドルトン所長は「月科学における数多くの発見、東の海(月面の西の縁にあるオリエンタレ・ベイスン)を含む多重リング構造のベイスン発見などを考慮すれば、ハルトマン博士ほど受賞にふさわしい人物はいない」と祝福している。

ハルトマン博士は、研究主幹を務める惑星科学研究所(アリゾナ州)から「シューメーカーの名を冠した賞に選ばれるのはただただ光栄だ。彼は小惑星衝突とクレーターへの理解を深めるのに多大な役割を果たした」と受賞を喜ぶ声を寄せた。

《日下部みずき》

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