7月19日から21日にかけて、横浜美術館(神奈川県横浜市)と横浜赤レンガ倉庫において、ザ・コンクール・デレガンス・ジャパン2013が開催中だ。主催はコンクール・デレガンス実行委員会。
海外では、毎年8月に開催されるアメリカのペブルビーチ、5月末のイタリアのヴィラ・デステが、コンクール・デレガンスとして有名だが、今回日本でも選りすぐりの名車を集めたコンクール・デレガンスが開催されている。
主催者は、「コンクール・デレガンスを開催するためには、その開催国に、クルマ趣味の長い歴史が存在することが不可欠。戦後70年近くを経て、世界に冠たる自動車生産国となった我が国に、自動車趣味が根付いていることを示すためにも、コンクール・デレガンスの開催は必要だと考え、開催を決意した」と述べる。
出品車は、1910年のスチュードベーカー・スピードスターから、1974年のディノ246GTSまで39台。年代別に4つのカテゴリーに分かれ、それぞれのクラスウイナーとベストオブショウが、審査員によって選ばれる。
審査員は、日産自動車のチーフクリエイティブオフィサーとして、デザイン及びマネージメントを担当する中村史郎氏をはじめ、7名が20日から21日にかけて、1台1台丁寧に審査が執り行われる。
コンクール・デレガンス出品車は横浜美術館前に展示されるが、第2会場である横浜赤レンガ倉庫では、20日は設立50周年を迎えたランボルギーニオーナーズミーティングが、21日は自動車関係の専門店が一堂に会する、スペシャルショップフェスティバルが開催されるほか、両日を通して、クラシックフォーミュラーワンが展示され、生のエンジン音を聞くことが出来るという。