ホンダが2012年9月、米国で発売した新型『アコード』。同車が、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「7月上旬、ホンダの米国法人、アメリカンホンダから、新型アコードに関して、リコールの届け出を受けた
」と公表している。
今回のリコールは、燃料系統の不具合が原因。NHTSAによると、燃料ポンプがガソリンタンクに正しく取り付けられていないために、燃料漏れを起こし、火災のリスクが高まるという。
リコールの対象になるのは、2013年モデルの中で、2013年1月から2013年4月にかけて生産された、排出ガス基準がLEV2に該当する1659台。
アメリカンホンダは、対象車を保有する顧客に連絡。交換部品が用意できる8月1日から、全米のホンダ販売店で、燃料タンクの交換などのリコール作業に着手する、としている。