【新聞ウォッチ】参院選でも圧勝の自民党とHV燃費「世界最高」のホンダ

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

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2013年7月22日付

●自公圧勝、衆参過半数、自民一強体制に、安倍首相経済優先を継続(朝日・1面)

●自民勝利、原発回帰へ拍車 (朝日・7面)

●円安・株高続く見通し (朝日・7面)

●惨敗民主、再建いばらの道、二大政党面影なし (東京・3面)

●NEC、HPと提携、高性能サーバー開発・生産 (日経・1面)

●消費増税環境整備急ぐ(日経・7面)

●経済界の見方、鈴木修・スズキ会長兼社長ら (日経・7面)

●ニュース一言、日野自動車・市橋社長 (日経・11面)

●インドネシアに進出、オートバックス、合弁で卸 (日経・11面)

ひとくちコメント

アベノミクスを掲げた第2次安倍政権が発足後、初めての大型国政選挙となった第23回参議院選挙の投票が行われ、即日開票された。

最大の焦点は、自民・公明両党が参議院でも過半数を獲得し、「衆参のねじれ」が解消されるのかどうかを問われたが、自民党は選挙前の改選34議席を大幅に上回る65議席、公明党も11議席を獲得。自公両党で非改選と合わせて、昨年の衆院選に続き、参院でも過半数(122議席)以上を確保していわゆる「ねじれ」状態は3年ぶりに解消されたことになる。

きょうの各紙の朝刊は「選挙特別態勢」で、参院選挙速報のための紙面構成。スポーツ面やテレビ番組以外は選挙関連の記事で埋め尽くされている。

今回の参院選挙でも大勝した安倍首相。早くも3年後は「衆参ダブル選挙」といわれているように国政選挙は向こう3年間なく、健康が許せば安倍首相は長期政権を敷くことになる。この間は、「憲法改正」「原発再稼働」「消費税増税」「TPP」など、今後の国政や暮らしに影響を与える問題が目白押し。

今回の選挙結果で「ねじれ」が解消されたということは、次の選挙までは「対立軸」が成り立たないということでもある。自動車の燃費競争に例えると、トヨタ自動車がハイブリッド車(HV)で10年以上も独走状態を続けてきたようなものである。

ただ、低燃費競争の場合は、先週末、ホンダが9月に発売予定の新型フィットハイブリッドの燃費が1リットル当たり「36.4km」と発表。7月20日の各紙には「新フィットHV、低燃費でリード、アクア抜き世界最高」(朝日)、「HV開発競争加速」(東京)などと取り上げた。中には「トヨタもホンダの挑戦を受けて立つ構えだ。プリウスの開発に携わったトヨタ幹部は『次に抜き返せばよい』と意気込む」と伝えた記事もあった。

メディアは「世界最高水準」のフィットのHV車ばかりをクローズアップしているが、同時に発売するガソリン車も「同クラスではマツダのデミオには負けない」(ホンダの開発担当役員)と自信満々。デミオはスカイアクティブ搭載で「25キロ」を達成しているが、新型フィットはそれを上回る低燃費とみられる。

それにしても、衆院選挙に続いて大惨敗の民主党は情けない。リーマン危機後の苦戦から元気を取り戻したホンダのように、民主党はじめ、他の野党も掛け声だけでなく、有権者が納得するような政策を打ち出して、この国の明日のためにもう一度奮起してもらいたいものである。

《福田俊之》

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