日本自動車工業会が発表した2013年上半期（1-6月）の二輪車輸出台数は、前年同期比18.2％減の21万1567台と、上半期として2年ぶりにマイナスとなった。
車種別の内訳は、小型二輪車が同16.5％減の16万8890台、軽二輪車が同20.7％減の2万4724台と落ち込んだ。
原付一種が同24.7％減の6954台、原付二種が同31.7％減の1万0999台だった。
地域別では、北米は同2.8％増の9万3105台と、3年連続プラスとなったほかは、ほぼ全地域でマイナスとなった。特に主力の欧州が同25.6％減の7万6364台と、2年ぶりにマイナスとなった。
ブランド別では、スズキが同5.0％増の5万8580台と、唯一前年を上回った。ヤマハは同8.4％減の7万4190台、ホンダが同34.7％減の5万2911台、川崎重工が同36.6％減の2万5886台だった。
輸出金額は、車両分が15億5106万ドル、部品分が6億1921万ドルの総額21億7026万ドルとなり、前年同期と比べると11.6％の減少だった。