イタリアの自動車大手、フィアット傘下のアルファロメオが2013年9月、欧州で発売する新型スポーツカー、『4C』。同車が、世界最高峰の二輪レースの公式セーフティカーに採用されることが分かった。
これは7月30日、アルファロメオの英国法人、アルファロメオUKが明らかにしたもの。8月4日、英国シルバーストンで決勝レースが開催される「FIM世界スーパーバイク選手権」において、「アルファロメオ4Cが公式セーフティカーに起用される」と発表している。
アルファロメオ4Cは、小型軽量なミッドシップスポーツカー。排気量1750ccの直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンは、最大出力240ps、最大トルク35.7kgmを発生する。車両重量は895kg。トランスミッションは、TCTと呼ばれるデュアルクラッチで、0-100km/h加速は4.5秒、最高速は250km/hの実力。
セーフティカー仕様のアルファロメオ4Cは、ホワイトのボディカラーを基調に、赤と緑のストライプを配するなど、イタリア国旗がモチーフ。
アルファロメオUK のDamien Dally代表は、「世界スーパーバイク選手権のスポンサードも7年目。セーフティカー仕様は、英国のファンにアルファロメオ4Cを披露する絶好の機会になるだろう」とコメントしている。