トヨタ、フィリピン現地法人が設立25周年…整備学校も開校

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トヨタ フィリピンで25周年式典を開催
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トヨタ自動車のフィリピンにおける車両生産・販売会社、トヨタ・モーター・フィリピン(TMP)は8月1日、設立25周年の記念式典をマニラ首都圏マカティ市で実施した。

式典はドリロン上院議長、地元関係者などを来賓に迎え、トヨタの伊原副社長、TMPのティー会長、菅田社長らの出席のもと、盛大に行なわれた。

伊原副社長は、「これまで25年間、TMPをご支援くださった多くの方々にこころから感謝をしたい。これからもTMPとともに、お客様のニーズにより深くお応えして行きたい」と挨拶で述べた。

また8月2日には、TMP整備学校の開校式をラグナ州サンタロサ市にて実施。整備学校はフィリピンの自動車産業の発展・現地経済に貢献できる人材の育成や、海外でも活躍できる技術者の養成を目的に設立されたもの。式典にはラモス元大統領ほか、地元関係者などを来賓に迎え、伊原副社長、ティー会長などが出席し盛大に行われた。

トヨタはフィリピンでは、1956年に『クラウン』の販売を開始し、1962年には『ティアラ(日本名コロナ)』の現地生産を開始。1976年にはフィリピンのニーズに合わせて開発を行い、新興国専用モデルの先駆けとなった『タマラオ』の生産を始めた。

トヨタは、1988年に車両生産・販売会社としてTMPを設立し、1989年から生産・販売を開始。昨年3月には生産累計50万台、今年4月には販売累計80万台を達成した。

《纐纈敏也@DAYS》

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