トヨタ佐々木常務「1000万台という台数の目標はない」…生産計画上方修正で

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車 佐々木卓夫常務役員
トヨタ自動車 佐々木卓夫常務役員 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車は8月2日、ダイハツ工業、日野自動車を加えた2013年暦年のグループ世界生産計画台数を従来の994万台から1012万台に上方修正すると発表した。実現すれば世界の自動車メーカーの中で初めて年産が1000万台の大台を超えることになる。

トヨタの佐々木卓夫常務役員は同日都内で開いた決算会見後、一部報道陣に対し「1000万台を目指すとか、1000万台という台数の目標というのは基本的にはない」と強調。

その上で「結果的にいろんなところの活動をしっかりみながら合計したら、たまたまなる、ならないという世界であって、1000万台というのをひとつの目標において、どうのこうのという活動はしていない」と述べた。

生産計画の修正値の内訳はトヨタおよびダイハツの国内生産をそれぞれ25万台、2万台引き上げる一方で、トヨタ、ダイハツ、日野の海外生産を5万台、3万台、1万台引下げた。この結果、従来計画から18万台上乗せすることになった。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  5. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る