【ルノー ルーテシア 試乗】大胆だが練られたデザインに魅せられる…島崎七生人

試乗記 輸入車
ルノー ルーテシア
ルノー ルーテシア 全 7 枚 拡大写真

もしも既視感があるとしたら、日産『ジューク』あたり? コンセプトカー『デジール』が初出の新デザインテーマをもとに登場した、新型ルーテシアはかなりのチャーミングさだ。

【画像全7枚】

ディテールはかなり凝っている。が、コンパクトなボディサイズで普通なら煩雑&奇異になるところを“魅せて”いる。ドア下部のブラックパネルをボディ色化した場合サイドビューがどれほど“重たく”なるか興味があるくらいか。フロントの造形始め、大胆に膨らませたリヤフェンダー等、目障りどころか、目に心地いい。ボンネットの見切り線もシンプルでキレイだ。超個性的だが練られたデザイン。デザイナーのセンスと力量を感じる。イタリア、ドイツ系とも色味を微妙にズラしたボディ色も魅力的だ。

内装の質感はほどほどだが、デザイン、色遣いでやはり魅せてしまう。インパネは全体に、“やや硬めのソフトパッド”が用いられている。今年9月23日までの成約では、室内随所に挿し色をあしらった特別なコーディネートも選べるという。後席のスペースは必要にして十分。ラゲッジスペースが深く実用的なのは、これまでのルーテシアと同じだ。

走りも爽快だ。まだ下ろしたてのデモカー(広報車はまた別になるという)につき、全体がこなれてくるのはこれから…といった感触だった。けれどシトッ!としたタッチの乗り味にルノーらしさが感じられた。1.2リットルの4気筒DOHCターボ+6速EDC(デュアルクラッチ)は自然体のパワー感。乗車人数が増えても不足なしで、反対にECOモードは、明確にエンジン回転を抑え、早めのシフトアップに切り替わる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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