7月のボルボカーズ世界販売、14%増と回復…中国は61.6%の大幅増

自動車 ビジネス 海外マーケット
ボルボXC60の大幅改良モデル
ボルボXC60の大幅改良モデル 全 4 枚 拡大写真

スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは8月5日、7月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は3万3650台。前年同月比は14%増と、プラスに転じた。

市場別では、信用不安の影響で落ち込みが続いていた欧州20か国が回復。7月は1万7056台を売り上げ、前年同月比は16.8%増と、9か月ぶりのプラス。新型『V40』効果で販売が伸びた。このうち、地元スウェーデンは15.1%増の3258台と、4か月連続で前年実績を上回る。

また、中国では7月、4640台を販売。前年同月比は61.6%増と、引き続き大きく伸びた。『XC60』が2278台と牽引役を果たす。米国では7月、5908台を販売。前年同月比は3.3%増と、2か月ぶりの前年実績超え。XC60と『S60』が販売の主力。

車種別の7月販売実績では、XC60が8810台を売り上げ、ボルボカーズの最量販車に。前年同月比は13%増と、3か月連続のプラスとなった。新型を投入した『V40』シリーズが8533台、S60は前年同月比4.2%減の4846台でこれに続く。

中でも新型V40は、通常のハッチバックが7057台、『V40クロスカントリー』が1476台を売り上げた。新型は、好調な立ち上がりを示す。

ボルボカーズの2013年1-7月世界新車販売は、24万2767台。前年同期比は3.2%減だった。ボルボカーズは、「7月の14%の伸びは、中国と欧州の力強い成長によるもの」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る