7月のヒュンダイ米国新車販売、過去最高の6万台超え

自動車 ビジネス 海外マーケット
ヒュンダイ・エラントラ
ヒュンダイ・エラントラ 全 7 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーターの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは8月1日、7月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は、7月としては過去最高の6万6005台。前年同月比は6.4%増と、4か月連続で前年実績を上回った。

乗用車系では、小型車の『エラントラ』が2万3958台と牽引。前年同月比は29.4%増と、13か月連続で増加した。これは5ドアハッチバックの『エラントラGT』と、2ドアクーペの投入の効果もある。

一方、主力中型セダンの『ソナタ』は7月、1万8903台にとどまった。前年同月比は9.9%減と、7か月連続で前年実績を下回る。入門コンパクトカーの『アクセント』は、前年同月比5.3%増の5537台と、11か月ぶりの前年超え。大型セダンの『アゼーラ』は、新型が前年同月比5%減の928台と、3か月連続のマイナス。

また、高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』は、2842台を販売。前年同月比は8.4%減と5か月連続のマイナスとなった。コンパクトスポーツクーペ、『ベロスター』は2868台を売り上げ、前年同月比は3.1%増と、6か月ぶりに前年実績を上回る。

SUV系では、新型『サンタフェ スポーツ』を投入した『サンタフェ』シリーズが、前年同月比48.2%増の6845台と、11か月連続で増加。『ツーソン』は2.8%減の3949台と、6か月連続の前年実績割れ。

ヒュンダイモーターの2013年1‐7月米国新車販売は、前年同期比2%増の42万7015台。ヒュンダイモーターアメリカのジョン・クラフチック社長兼CEOは、「工場ではフル生産が続く。最上級車、『エクウス』の2014年モデルも、今まさに販売店に到着した」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. VWの高性能小型EV『ID.3 GTX』、2代目ゴルフに着想の「FIRE+ICE」限定発売へ
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. ダイハツの新型『ムーヴ』が絶好調!「スライドドア化は正解」「やるじゃんダイハツ」と評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る