【フランクフルトモーターショー13】オペル カスケーダ、高性能グレード…1.6ターボ、200ps

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オペル カスケーダ 1.6SIDIターボ
オペル カスケーダ 1.6SIDIターボ 全 5 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは8月8日、『カスケーダ』の高性能グレード、「1.6SIDIターボ」の概要を明らかにした。実車は9月、ドイツで開催されるフランクフルトモーターショー13で初公開される。

カスケーダは2013年3月、ジュネーブモーターショー13でデビュー。オペルの中型オープンカーとして開発された。オペルのラインナップでは、『アストラ』と『インシグニア』の間に位置付けられる。車名のカスケーダとは、スペイン語の「滝」に由来したネーミング。

カスケーダのボディサイズは、全長4697mm、全幅1840mm。大人4名が乗車できるゆとりの室内スペースが追求された。ルーフは、電動ソフトトップ。17秒で開閉操作は完了する。50km/h以下なら、走行中でも開閉可能。高品質なソフトトップは、カラーが3色から選択できる。

パワートレインは、ガソリンとディーゼルの複数ユニットを用意。中でも、新世代の直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボは、最大出力170ps、最大トルク28.6kgmを引き出す。

今回、カスケーダに加わる「1.6SIDIターボ」は、シリーズの頂点に立つ高性能グレード。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンには、新開発のエンジンブロックやピストンの採用をはじめ、圧縮比の変更や排気系の抵抗低減などの専用チューニングを実施した。

これらの結果、最大出力200ps、最大トルク30.6kgmを獲得。オペルによると、リッター当たり125psのパワーは、クラストップレベル。最高速235km/hのパフォーマンスと、欧州複合モード燃費14.9km/リットル、CO2排出量158g/kmの環境性能を両立している。

《森脇稔》

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