7月のロシア新車販売、8%減…トヨタは RAV4 新型効果で4%増

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トヨタ RAV4 新型
トヨタ RAV4 新型 全 6 枚 拡大写真

欧州ビジネス評議会(AEB)は8月8日、7月のロシアにおける新車販売の結果を公表した。商用車を含めた総販売台数は、23万4569台。前年同月比は8%減と、5か月連続で前年実績を下回った。

ブランド別トップは引き続き、ロシア自動車大手、アフトワズの乗用車ブランド「ラーダ」。7月は3万7549台を売り上げたものの、前年同月比は20%減と、5か月連続で前年実績を割り込む。販売の主力は『Granta』で、前年同月比57%増の1万4542台を売り上げる。

2位は、9か月連続でルノー。7月は、前年同月比8%増の1万8013台と、2か月ぶりのプラスに転じた。新型を投入した『ダスター』が、前年同月比35%増の7348台と支持された。

3位は引き続き、韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズ。7月は1万7099台を販売。前年同月比は0.1%減と、8か月ぶりのマイナス。コンパクトカーの新型『リオ』が、2%減の7651台と6か月ぶりに減少。

6月の5位から、7月は4位に上昇したのが、GMのシボレー。しかし、その販売台数は1万5487台にとどまり、前年同月比は23%減と8か月連続の前年割れ。SUVの『ニーバ』が16%減の3961台と、3か月連続のマイナス。小型セダンの『クルーズ』は、3%増の6644台と回復した。

5位に後退したのは、ヒュンダイモーター。その販売台数は1万4755台で、前年同月比は3%増と、2か月連続で前年実績を上回った。小型セダンの『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が、前年同月比1%増の9484台と、3か月連続で増加。

6位のトヨタは、1万4599台を販売。前年同月比は4%増と、2か月連続の前年実績超え。『RAV4』が49%増の3474台と、引き続き好調。『カムリ』も前年同月比34%増の4207台と、2か月連続のプラス。

7位のフォルクスワーゲンは、1万3303台を販売。前年同月比は8%減と、5か月連続で前年実績を下回った。主力の『ポロ』が7000台を売り上げ、前年同月比は14%増と、5か月ぶりに前年実績を上回っている。

《森脇稔》

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