メルセデスベンツ傘下のスマートが市販しているEV、『フォーツー エレクトリックドライブ』。同車の米国リース価格が、大幅に引き下げられたことが分かった。
フォーツー エレクトリックドライブは、スマート 『フォーツー』をベースに開発されたEV。最大出力75psを発生するモーターと、蓄電容量17.6kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。0‐60km/h加速4.8秒、最高速125km/h、1回の充電で最大145kmを走行できる性能を備える。
今回、スマートの米国法人、スマートUSAは、フォーツー エレクトリックドライブのリース価格を改定。従来の月々199ドル(約1万9000円)を、139ドル(約1万3000円)に引き下げた。
この価格改定は、率にしておよそ30%もの値下げ。米国では他社のEVが、販売価格やリース価格の引き下げを相次いで発表。スマートもこの流れに従い、リース価格を大幅に引き下げている。
ちなみに、新車で購入する場合、フォーツー エレクトリックドライブの米国ベース価格は、2万5000ドル(約240万円)。米国では、EVの購入者には、最大で7500ドルのタックスクレジット(優遇税制)が適用される。タックスクレジット適用後のフォーツー エレクトリックドライブの価格は、1万7500ドル(約170万円)まで下がる。