ホンダが8月11日、画像を公開した『シビック ツアラー』の量産モデル。搭載エンジンなどの詳細が、欧州で公表された。
これは8月11日、ホンダの欧州法人、ホンダモーターヨーロッパリミテッドが明らかにしたもの。「シビック ツアラーの量産モデルには、2種類のエンジンを積む」とアナウンスしている。
ガソリンエンジンは、1.8リットル直列4気筒の「i-VTEC」。トランスミッションは、マニュアルとオートマチックが選択できる。
注目は、欧州市場で主流のディーゼル。ホンダの次世代環境技術、「アース・ドリームス・テクノロジー」を採用した1.6リットル直列4気筒ターボディーゼル「i-DTEC」が搭載される。
このエンジンはすでに、欧州向けの『シビック』5ドアと、『CR-V』に導入済み。シビック ツアラー用の「i-DTEC」のスペックは未公表だが、シビック 5ドアの場合、最大出力120ps、最大トルク30.6kgmを発生。欧州複合モード燃費27.8km/リットル、CO2排出量95g/kmというクラストップレベルの燃費性能を実現した。
シビック ツアラーの量産モデルは9月10日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー13でワールドプレミアされる予定。ホンダモーターヨーロッパリミテッドは、「i-DTECはクラス最軽量のディーゼル。優れた燃費とファントゥドライブを両立した」と説明している。