客車の電源にソーラーエネルギー活用、インドでプロジェクト始動

鉄道 テクノロジー
インドの鉄道の冷房客車。電源にソーラーエネルギーの活用を試みるプロジェクトが始動した
インドの鉄道の冷房客車。電源にソーラーエネルギーの活用を試みるプロジェクトが始動した 全 1 枚 拡大写真

インド鉄道省傘下の鉄道車両工場ICFは、インド工科大学マドラス校と共同で、車内照明やエアコンをソーラーエネルギーでまかなう客車の開発プロジェクトを開始した。インド英字紙タイムズ・オブ・インディア(オンライン版)が報じた。

記事によると、インドの鉄道がソーラーエネルギーの活用を試みるのは初めて。鉄道当局は今後冷房車の需要が大幅に増えるとみているが、客車の電源はディーゼル発電機を搭載した電源車からの供給などによっており、現状では電源用の燃料費増加につながる可能性がある。ソーラーエネルギーの活用が成功すれば、電源車が不要になる可能性がある。

ICFと大学の覚書調印は7月に行われた。プロジェクトの完了までどの程度の時間を要するかは不明。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
  5. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る