英鉄道、犯罪発生率低下でも窃盗は急増…スマホ狙ったスリ増加

鉄道 行政
混雑するロンドン地下鉄。犯罪件数は9年連続で減少したものの、スマホを狙った窃盗が増加した
混雑するロンドン地下鉄。犯罪件数は9年連続で減少したものの、スマホを狙った窃盗が増加した 全 2 枚 拡大写真
2012~13年のイギリスの鉄道での犯罪発生件数は前年比2%減と9年連続で低下したものの、窃盗は16%増と急増したことが、8月12日に英鉄道警察が発表した統計で明らかになった。同警察は、スマートフォンなどを狙ったスリの増加が原因としている。

英鉄道警察が発表した2012年4月~13年3月の犯罪発生件数は5万3885件で、前年から1087件減少したものの、窃盗は前年比2383件増の1万7292件と急増。特にロンドンやその周辺でのスマートフォンやタブレット端末など「売れやすい」所持品を狙った盗みと組織的なスリが増加の要因として、対策を行うとしている。

また、鉄道職員への暴力は5%減少したものの、人種差別的な嫌がらせ行為の増加で暴力的な犯罪の発生件数は2%増え、6年ぶりの上昇となった。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 新車でも中古車でもない“第3の選択肢” ガリバー発の新ブランド「リメイクカーズ」誕生
  4. 三菱自動車、次世代技術搭載のコンセプトカー発表へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. トヨタ『GRカローラ』に2026年型、米国は2グレード展開で今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る