原油漂着のサメット島、海水の水銀濃度が基準の30倍

エマージング・マーケット 東南アジア
プラーオビーチ(7月29日)
プラーオビーチ(7月29日) 全 4 枚 拡大写真

【タイ】タイ天然資源環境省は13日、パイプラインの事故で大量の原油が漂着したタイ湾のサメット島で水質検査を行い、プラーオビーチとタプティムビーチで海水中の水銀の濃度が基準値(1リットル中0・1マイクログラム以下)を上回ったと発表した。

 プラーオビーチでは基準値の29倍、タプティムビーチは2・5倍だった。海水のサンプルは今月3日に採取した。

 原油の流出は7月27日、タイ東部ラヨン市沖約20キロのタイ国営石油会社PTTのパイプラインで発生。約5万リットルが流出し、現場から約30キロ離れたサメット島の海岸に漂着した。被害が最も大きかったのはプラーオビーチで、海岸が原油で真っ黒になった。

《newsclip》

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