7月の米国ハイブリッド車販売、プリウス シリーズが引き続き首位…40%の大幅増

エコカー ハイブリッド
トヨタ・プリウス(米国仕様)
トヨタ・プリウス(米国仕様) 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車、ホンダ、フォードモーター。米国でハイブリッド乗用車をラインナップしている主要3社に関して、7月のハイブリッド車販売実績が出そろった。

各社の発表によると、7月に米国で最も売れたハイブリッド車は、引き続きトヨタ『プリウス』シリーズで、2万3294台。前年同月比は40%の大幅増で、3か月連続で前年実績を上回る。

2万3294台の内訳は、プリウスが前年同月比53.5%増の1万5252台と、3か月連続の前年実績超え。『プリウスv』(日本名:『プリウスα』)は3428台を売り上げ、前年同月比は16%増と、3か月ぶりに増加。2012年3月に追加された『プリウスc』(日本名:『アクア』)も、前年同月比23.9%増の3797台と、2か月ぶりに回復。『カムリ ハイブリッド』は4193台を売り上げ、前年同月比は31.1%増と2か月連続の前年実績超え。

レクサスブランドでは、『CT』や『GS』、『RX』などを合わせて3663台。前年同月比は33.9%の大幅増で、プラスを維持する。

ホンダは、『シビックハイブリッド』が前年同月比22.7%増の578台と、2か月連続で増加。『インサイト』は前年同月比0.2%増の420台と、プラスに転じた。『CR-Z』は16.3%増の384台と、2か月ぶりに増加。アキュラ『ILXハイブリッド』は110台を販売した。

フォードモーターでは、中型セダンの『フュージョン』が、前年同月実績の2.6倍の2914台と、引き続き好調。2012年10月に新発売の『C-MAXハイブリッド』は、7月も2267台と好調な立ち上がりを見せている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る