【フォード クーガ 新型 発売】ターゲットはミニバン卒業層

自動車 ニューモデル 新型車
フォード・クーガ
フォード・クーガ 全 6 枚 拡大写真

9月7日より発売が開始される新型フォード『クーガ』のターゲットユーザーは、ミニバン卒業層だという。

そう話すのはフォード・ジャパン・リミテッドマーケティング部の佐藤健さん。「一時期『オデッセイ』などが流行ってミニバンを買った方達の中で、子供が大きくなり3列シートは必要ないものの、室内のユーティリティのあるクルマが欲しいという方が、クーガのような輸入コンパクトSUVクラスを購入しています。そこをぜひ多く取りたいと考えています」と話す。

あえて輸入車を選ぶ理由について佐藤さんは、「40代後半くらいになると経済的にも余裕が出来て、将来の予測も見えてきますので、国産をずっと乗ってきた方はこのあたりで輸入車に乗っておこうかなという気持ちが出てくるようです。クルマに憧れを持っていた世代ですから、昔憧れていたクルマに乗ってみたいという気持ちがあるのでしょう」とし、クーガ購入者のうち半分以上は国産からの乗り換えになるのではと語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る