米国の自動車大手、フォードモーターは8月15日、『C-MAXハイブリッド』の2014年モデルを米国で発表した。
C-MAXハイブリッドは2012年9月、米国市場で発売。小型MPVの『C-MAX』をベースに開発されたハイブリッド車。2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンに、モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。二次電池は、リチウムイオンバッテリー。米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地、高速ともに47マイル/ガロン(約20km/リットル)。
今回、フォードモーターは、C-MAXハイブリッドにデビュー以来、初の改良を実施。そのハイライトは、燃費性能向上を目指して、各部をリファインした点にある。
具体的には、トランスミッションのギア比を変更。エンジンオイルは、フリクション低減タイプとした。空力面では、ボンネットのシールド、前後タイヤのディフレクター、Aピラーモールやリアゲートにディフレクターを採用。
2014年モデルのC-MAXハイブリッドは2013年12月、米国市場で発売される予定。フォードモーターは、「2014年モデルは実燃費の引き上げが期待できる。とくに高速走行時のメリットが大きい」と説明している。