日本航空(JAL)は、8月9日~8月18日までのお盆期間中のグループ利用実績を発表した。
国内線は提供座席数が前年同期比2.3%増の145万2050席で、旅客数が同4.5%増の110万4185人と順調だった。座席利用率は1.7ポイントアップの76.0%となった。
前年度から設定期間を拡大した先得・スーパー先得などの割引運賃が好評で旅客人数は伸びた。方面別では、全方面で前年を上回ったが、特に沖縄方面、北海道方面の利用率が高かった。
ピークは下りが8月10日、上りが8月18日。
国際線は提供座席数が同3.7%増の29万2635席、旅客人数が同4.3%増の26万5884人となった。座席利用率は0.6ポイントアップの90.9%となった。
円安により、日本発は厳しかったものの、海外発需要が堅調に推移した。方面別では、「JAL SKY SUITE 777(ビジネスクラス)」の効果もあって欧州線の利用率が高かった。
米大陸線、欧州線、ハワイ線が好調だった。中国線も同3.1%増と前年を上回った。韓国線、オセアニア線、台湾線は前年割れとなった。
期間中のピークは日本発が8月10、11日で、日本着が8月17、18日。