双日、ミャンマー流通最大手と資本業務提携

エマージング・マーケット 東南アジア

【ミャンマー】双日は16日、ミャンマーの流通最大手シティーマート・グループと資本業務提携契約を結び、ミャンマーで生活消費財、食品の卸売事業を共同で展開すると発表した。

 シティーマート向けの生活消費財、食品などの調達を行う新会社を共同出資でシンガポールに設立。双日の日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)のネットワークを生かし、シティーマートがミャンマーで販売する海外輸入品の調達を行う。双日はまた、シティーマート傘下で食品を中心とした卸売事業を展開するプレミアム・ディストリビューション社(本社、ヤンゴン)に卸売・物流関連システムのリースなどを行い、シティーマートの卸売・物流オペレーションの近代化、効率化の実現、コールドチェーン事業の強化を図る。

 シティーマートはヤンゴンを中心にスーパーマーケット15店、量販店5店、コンビニ20店を展開するほか、ヤンゴン、マンダレー、ネピトーといった主要都市で生活消費財、食品の卸売事業を行っている。

 双日は昨年4月にベトナムの食品卸売大手フン・トゥイ・マニュファクチャー・サービス・トレーディングを連結子会社化し、ベトナムの食品卸事業に進出している。

《レスポンス編集部》

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