開業遅延KLIA2、建設費は40億リンギ以内に 来年4月末に完成予定=副運輸相

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

セランゴール州セパンのクアラルンプール新国際空港(KLIA)格安航空会社専用ターミナル(KLIA2)の開業が工事の遅れのために延期された。

アブドル・アジズ・カプラウィ副運輸相は、建設コストが40億リンギから増えることはなく、完成予定もこれ以上の遅延はないとの見解を示した。

同副相はKLIA2建設の特別委員会の委員長を務めている。
建設は順調に進んでおり、2014年4月30日の完成予定に間に合うという。建設業者が当初の完成予定までに工事を終わらせることができなかったことや工事内容に変更が加わったために遅れが発生している。

道路の建設や、空港の防災施設などでは担当業者が変更された。

手荷物処理システム(BHS)の工事を担当していたマトロマティック・ハンドリング・システムズ(M)は銀行との間で金銭面の問題を抱えていたため、別の外資系企業に事業を再発注したという。また、誘導路の建設工事は2013年11月までの完成が予定されている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  6. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  7. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  8. トヨタ、新プロジェクト予告…センチュリーやダイハツなど5ブランドが参画
  9. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  10. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る