アウトランダーPHEV、アジアクロスカントリーラリーで6日間2000kmを走破

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
アジアクロスカントリーラリーを完走した、三菱・アウトランダーPHEV
アジアクロスカントリーラリーを完走した、三菱・アウトランダーPHEV 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車は、8月10日から16日までタイ~ラオスで開催された「アジアクロスカントリーラリー2013」において、、ラリーチーム「ツーアンドフォー モータースポーツ」の『アウトランダーPHEV』が完走を果たしたと発表した。

【画像全2枚】

アジアクロスカントリーラリー2013は、国際自動車連盟(FIA)公認のクロスカントリーラリー。タイのビーチリゾートであるパタヤをスタートし、ラオス南部の都市パクセにゴール。6日間にわたる競技の総走行距離は約2000kmで、山岳路、密林地帯、泥濘路、川渡りなど変化に富み、耐久性と走破性が問われる過酷なコースで競われた。

四輪の参加車は合計20台で、内訳はいすゞ10台、三菱4台、トヨタ3台、スズキ2台、フォード1台。ディーゼルのピックアップが大半を占める中、ラリーチーム「ツーアンドフォー モータースポーツ」は、プラグインハイブリッド車で唯一の参戦となった。アウトランダーPHEVは、初参戦で完走を果たし、総合17位となった。

アウトランダーPHEVは参戦にあたり、ショックアブソーバーとスプリングを変更し、ロールケージやアンダーガードなどを追加。また、川渡りの際に必要な水回りの対策として各部のシーリングを強化し、シュノーケル(排気用ダクト)を装着したが、プラグインハイブリッドEVシステムをはじめ、ハード面では基本的に市販車と同様の仕様で参戦した。

パワートレインやドライブトレインに過度の負荷がかかるクロスカントリーラリーにおいて、プラグインハイブリッドEVシステムはトラブルフリーで信頼性を実証。また、ツインモーター4WDはレスポンスに優れ、S-AWCは高い操縦安定性と走破性を発揮した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期『コペン』はFR駆動に、ダイハツ「K-OPEN」初公開…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. 日産の大型SUV『パトロール』、2027年に日本発売へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 日産『エルグランド』新型、第3世代e-POWERで威風堂々のプレミアムミニバンに…ジャパンモビリティショー2025
  5. 日産が続落、新型『エルグランド』発表も株価はさえず
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る