第2四半期のマレーシア経常収支、26億リンギの黒字

エマージング・マーケット 東南アジア
第2四半期のマレーシア経常収支、26億リンギの黒字
第2四半期のマレーシア経常収支、26億リンギの黒字 全 1 枚 拡大写真

中央銀行バンク・ネガラが21日に発表した統計によると、今年第2四半期(4-6月)のマレーシアの経常収支は26億リンギの黒字となった。前期(第1四半期)の87億リンギの黒字からはマイナスとなった。

今年第2四半期の商品貿易の黒字額は187億リンギ(前期247億リンギ)となった。サービス貿易は37億リンギの赤字となった。第1四半期の赤字額は34億リンギだった。第1次所得は84億リンギ、第2次所得は41億リンギの赤字だった。

メイバンク・インベストメント・バンク・リサーチは、通年の経常収支を272億リンギの黒字、国内総生産(GDP)比2.8%となると予想している。来年は233億リンギ、GDPの2.3%との予想だ。メイバンクは2014年度予算案について、補助金制度の合理化や物品・サービス税(GST)の導入、政府調達などの出費見直しがあると予想。連邦政府は、シンガポールとクアラルンプールをつなぐ高速鉄道建設プロジェクトやマレー鉄道(KTM)の電化複線化プロジェクトの延伸などの大型投資案件を見直す可能性もあると指摘した。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  6. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  7. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
  8. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  9. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  10. 中古車の『ヴォクシー』『ノア』をトヨタがカスタム、「URBANATURE」シリーズ初出展へ…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る