クボタ、カンボジアとラオスに現法 ディーラー網拡充へ

エマージング・マーケット 東南アジア

【カンボジア、ラオス】クボタのタイの合弁会社サイアムクボタコーポレーションは2014年1月をめどにカンボジアとラオスに100%出資子会社を設立し、両国でディーラー網の拡充、情報収集、販売支援を進める。

 2015年にカンボジアで約150億円、ラオスで約60億円の売り上げを目指す。

 カンボジアの新会社は「クボタ・カンボジア」(資本金50億リエル=約1億2000万円)、ラオスの新会社は「クボタ・ラオス」(資本金70億キープ=約9000万円)で、両社とも2015年末で従業員約30人を見込む。

 カンボジアとラオスはともにコメ、キャッサバ、サトウキビなどを生産する農業国。クボタはサイアムクボタを通じ、両国のディーラーにトラクター、コンバイン、横形ディーゼルエンジン、耕うん機を販売している。近年、タイの賃金上昇にともない、両国ではタイへの出稼ぎが増えて、農村部で労働力不足が起こり、農業の機械化需要が急速に拡大している。

 サイアムクボタは資本金約27.4億バーツで、クボタが60%、タイ王室系素材大手サイアム・セメントが40%出資。タイでトラクター、コンバイン、インプルメント、横形ディーゼルエンジン、耕うん機を製造・販売している。

《newsclip》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  6. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  7. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  8. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  9. 『N-ONE e:』の高性能版? ホンダ「スーパーEVコンセプト」インドネシアで初公開
  10. 「もう一つのBMW」が「BMW」に…アルピナの60年
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る