ロッキード・マーチン、スピッツァー宇宙望遠鏡の10周年記念を祝う

宇宙 エンタメ・イベント
スピッツァー宇宙望遠鏡
スピッツァー宇宙望遠鏡 全 2 枚 拡大写真
ロッキード・マーチンは8月26日、10年前にサニーベールにある同社の施設で統合とテストの行われたNASAの赤外線観測機「スピッツァー宇宙望遠鏡」が、フロリダ州のケネディー宇宙センターから太陽の地球追跡軌道に打ち上げられたことを祝った。

「我々はNASAとの10年間に及ぶ仕事を非常に誇りとすると共に、スピッツァー宇宙望遠鏡プログラムでのそうしたカギとなる役割を果たしたことを光栄に思う。スピッツァーの稼働から10年という実績は我々にとってもたいへんな満足だ。なぜならこのミッションは当初、2年から5年の間持続するようにデザインされていたからだ」とロッキード・マーチン・シビル・スペース部門の副社長であるジム・クロッカー氏は語った。

スピッツァーに搭載されていた液体ヘリウム資源は、2009年5月に枯渇した。しかしミッションは、この観測機が地球をさらに遠い後方から冷たく深い宇宙を通して追跡すると同時に、スピッツァーのカメラの2つの短い波長のディテクターが、引き続き完全に作動していた為に延長されることとなった。

スピッツァーはNASAの観測システムの4番目、そして最後のメンバーであり、ハッブル宇宙望遠鏡とスピッツァー宇宙望遠鏡、及びチャンドラーX線観測機は引き続き運用されている。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  3. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る